まず写真、次に連絡(迷ったらここ)

災害後の保険請求チェックリスト(写真・連絡・書類)

災害直後は混乱します。保険請求で一番差が出るのは、最初の24時間の行動です。 このページは「順番」と「最低限の証拠」を、チェックリスト化しました。安全第一で進めてください。

AI請求コーチ 火災保険ガイド 地震保険ガイド
重要:このページは一般的な整理です。怪我や二次被害の危険がある場合は、保険より先に安全確保公的機関の指示を優先してください。

0. 最初にやること(60秒)

  • 安全確保(人命が最優先)
    ガス・電気・倒壊・感電・漏水・土砂などの危険を確認。無理はしない。
  • 被害の全体写真を撮る(まず広角)
    外観・部屋全体・浸水ラインなど。細部は後でOK。まず“全体像”。
  • メモ:いつ・何が起きた(1行)
    例:2/24 15:30 台風で窓破損→室内浸水。時系列が後で効く。

1. 写真チェック(これだけで強い)

「全体 → 中距離 → 近距離 → 型番」の順で。廃棄前に撮る。

  • 外観(正面・側面・裏)
    建物全体・屋根(可能なら)・倒木/飛来物など周辺状況も。
  • 被害範囲(部屋全体)
    床・壁・天井のどこまで被害があるかが分かる写真。
  • 原因になった箇所(侵入口・破損箇所)
    窓破損、屋根材、板金、配管、浸水の入り口など。
  • 近接(割れ・欠け・剥がれ・浸水ライン)
    線引きが必要な損害ほど近接が効く。浸水ラインは必須。
  • 家財の型番/銘板(家電・設備)
    テレビ、冷蔵庫、給湯器など。型番があると整理が早い。
  • 応急処置(前→後)
    ブルーシート・止水・乾燥など。実施日もメモ。
写真のコツ:「台風で壊れた」ではなく、破損→侵入→被害が分かる並びにする(原因整理が強くなる)。 台風は 風災の境界線 も参照。

2. 連絡の順番(迷わない)

  • 保険会社(または代理店)に連絡
    「いつ・どこで・何が起きた・現在の状況」を短く。受付番号があれば控える。
  • 修理業者へ相談(見積の準備)
    被害が広い場合、見積に時間がかかる。早めに動く。
  • 共用部/管理組合(マンションの場合)
    専有部と共用部の分担で動きが変わる。写真共有が有効。

3. 応急処置(やってOK/注意点)

応急処置は多くの場合必要です。ただし、「元の状態が分からない」と査定が難しくなることがあるため、 処置前の写真を先に撮るのが基本です。

  • OK:止水、ブルーシート、乾燥、危険箇所の仮補修(安全確保)
  • 注意:処置前の写真なしで大規模に撤去、原因箇所が消える、廃棄して証拠が残らない

4. 見積・領収書(あとで困らない)

  • 見積は「項目が分かれたもの」
    一式より、材料・工賃などが分かれると説明しやすい。
  • 領収書は全部保存(応急処置も)
    ブルーシート、乾燥機材なども含めて保存。写真も一緒に。

5. 捨てる前に(家財で特に重要)

  • 廃棄前に写真(全体・損傷・型番)
  • 可能なら一覧メモ(品目・数量・だいたいの購入時期)
  • 大きな家財は、状況が許せば一時保管(指示がある場合)

よくある失敗:片付けを急いで全部捨ててしまい、後から説明が難しくなる。

6. よくある失敗(ここだけ避ける)

  • 写真が近接だけ:全体像がなく「どこがどれだけ」か分からない
  • 原因箇所の写真がない:侵入口・破損箇所が不明
  • 応急処置前の記録がない:元の状態が分からない
  • 時系列が曖昧:いつ何が起きたか説明できない
  • 建物/家財の区別が曖昧:請求整理が遅れる

7. どの保険に当たる?(簡易ガイド)

8. よくある質問

Q. 片付けないと生活できない。捨ててもいい?

安全と生活が最優先です。捨てる前に、可能な範囲で全体→近接→型番の写真を撮り、 できれば一覧メモ(品目・数量)を残すと、後の説明が格段に楽になります。

Q. 何から撮ればいいか分からない。

まず外観部屋全体です。次に原因箇所(侵入口・破損)、最後に近接と型番。 「全体像→原因→結果」の順にすると、誰が見ても理解しやすくなります。

Q. 風災か水災か分からない(台風)。

台風は混ざります。まず「破損(風)があるか」と「外水の流入(浸水)か」を分けて整理します。 → 台風の適用(風災の境界線) / 水害(水災)

9. 次に読むべきページ

要点:災害後は「写真 → 時系列 → 連絡 → 見積」。片付けは、撮ってから。