1. 生命保険は「順番」がすべて
先に商品を選ぶと「高い・安い」「損・得」に引っ張られがち。 まずは必要保障額(必要なお金)をざっくり出すのが一番の近道です。
2. 必要保障額(ざっくり計算の考え方)
| 守りたいもの | 遺された家族の生活費、住宅費、教育費、介護、葬儀費用など |
|---|---|
| 期間 | 子どもが自立するまで/配偶者が働けるまで/住宅ローン完済まで 等 |
| 差し引くもの | 貯蓄、死亡退職金、遺族年金、住宅ローン団信、配偶者の収入 など |
| 結論 | 必要保障額 = 必要なお金(期間×生活費など) − すでに用意できるお金 |
3. 生命保険のタイプ(定期・終身・収入保障)
定期保険(期間の保険)
一定期間だけ大きく守るのが得意。子育て期の生活費保障と相性が良い。
終身保険(一生の保険)
一生の保障。葬儀費用など「必ず必要」な部分にフィットしやすい。
収入保障(毎月タイプ)
万一の後、毎月(または一定間隔)で受け取る設計。生活費の穴を埋める発想。
(考え方)組み合わせ
「子育て期は大きく(定期/収入保障)+ 最低限の一生分(終身)」が設計の王道になりやすい。
4. 受取人(ここを間違えると事故になる)
生命保険は「誰のため」がズレると意味が薄れます。受取人は慎重に整理します。
- 受取人:誰が保険金を受け取るか
- 契約者:保険料を払う人
- 被保険者:保険がかかっている人
5. よくある誤解(ここだけ避ける)
- 「終身=正解」:必要なのは“期間”で変わる。子育て期の必要額が大きい。
- 「貯蓄と保険を混ぜる」:目的がズレると判断が難しくなる。
- 「必要保障額を出さない」:保険料が高い/安いで迷子になる。
- 「受取人を放置」:ライフイベント後にズレやすい(結婚・離婚・出産など)。
6. 見直しのタイミング(いつ変える?)
生命保険は「一度入ったら終わり」ではなく、人生の変化で最適が変わります。 このサイトでは、状況別に最短ルートで学べるようにします。
7. よくある質問
Q. 生命保険はまず何から決めればいい?
「誰の生活を守る?」「いつまで?」「いくら?」の順番です。 ざっくりでも必要保障額の形が見えると、定期・終身・収入保障の選び分けが簡単になります。
Q. 独身でも生命保険は必要?
守りたい対象(家族・親・借入・事業)があるかで変わります。 「誰のため」が明確なら設計できますが、目的がないなら最小で十分な場合もあります。
Q. 解約返戻金があると得?
「得か損か」より「目的に合うか」です。保障目的と貯蓄目的が混ざると比較が難しくなります。 整理は Life_Cancel_Refunds.html で行います。
8. 次に読むべきページ(生命保険クラスタ)
定期 vs 終身
一番多い迷いを一撃で整理。
受取人(事故を防ぐ)
契約者・被保険者・受取人の三点セット。
解約返戻金
「貯蓄と保障」の混線を解消。
状況別(結婚・出産)
人生イベントから最短で設計へ。